リニア駅前空間の考え方

本地域は、南アルプスや中央アルプスを望む信州・伊那⾕の南部に位置し、三州街道や天⻯川の交流を通じ、東⻄⽇本を結ぶ⽂化の要地として発展してきました。この信州・伊那⾕に、リニア中央新幹線駅が開業されることにより、⼈、モノ、情報等の交流と交通利便性が⾶躍的に⾼まります。
また、旧来から農業等を⽣業として、⽥んぼや集落が点在する⽥園環境を有する⼀⽅、交通の要衝としての地理的条件と、進取性と学究性に富んだ市⺠の気質が、⾷⽂化や⼈形⽂化等の信州・伊那⾕の魅⼒を育んできました。こうした地域や暮らしの履歴を尊重し、先⼈たちの意思を引き継ぎながら、信州・伊那⾕の新たな「結び⽬」を作ります。その結び⽬は、信州・伊那⾕の⾵景に溶け込み、⼈が主役となる場所として、そして、来訪者が信州・伊那⾕の⾵景と出会い、この地の⽂化や暮らしを感じながら、新たな交流と地域の活⼒を育むことができる場所とします。
⼤都市と緑豊かな環境が結びつく新しいライフスタイルの提供、伝統技術と先端技術の融合など、リニア中央新幹線を介した広域的な繋がりにより、「過去と未来」、「⾼速移動とスローライフ」など、この地だからできる信州・伊那⾕の⾵景・暮らしをつなぐ、やわらかな結び⽬としての広場=「結いの広場」を⽬指します。

リニア駅イメージ映像①

リニア駅イメージ映像②

リニア駅イメージ映像③

リニア駅イメージ映像④

リニア駅イメージ映像⑤

リニア駅イメージ映像⑥

リニア駅イメージ映像⑦

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